スイゼンジノリの養殖について

スイゼンジノリの養殖についてご紹介します。スイゼンジノリとは、九州の限られた湧水でしか育たない日本固有の淡水性のラン藻のことです。 スイゼンジノリから抽出される多糖体のサクランは、保水力が極めて高く化粧品への保湿効果が期待できる貴重な天然素材として知られています。 スイゼンジノリ多糖体は、高分子の特性から、皮膚に塗布すると薄い皮膜を形成して皮膚を保護し、高い保水力で皮膚へ有効的に作用する有用成分なのです。

江戸時代では、将軍家に献上される高級食材として用いられていたほどです。 また、サッカーの日本代表チームの一員が「高地では特に鉄分が必要」という理由で、スイゼンジノリを南アフリカに持っていったことから、ミネラルの豊富な食品として話題になったのも有名な話です。 しかし現在、スイゼンジノリは水質の悪化などで絶滅の危機に瀕しているのです。野生株はほぼ絶滅したと言われているほどです。

唯一、福岡や熊本の一部の地域で地下水を利用した繁殖に成功し、安定供給が可能となっています。スイゼンジノリは、限られた湧水でしか育たないのです。 熊本で養殖されているスイゼンジノリも、生産量が激減しているようです。そんな貴重なスイゼンジノリを使った基礎化粧品を使ってみたいものですね。